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下肢静脈瘤は文字通り “静脈のこぶ”ですが、その成因には太い深部の血管が閉塞し血液還流が悪くなったために生じた二次的静脈瘤と、静脈の逆流を防ぐ“静脈弁”の傷害からうっ血をきたした一時的静脈瘤の二つがあります。下肢静脈瘤の症状はだるさや痛み、むくみ、かゆみ、こむらかえりなどで、上記の成因によって治療法も異なります。下肢静脈瘤は後者が主体なので後者の治療法をご説明します。
主に治療法は(1)弾性ストッキングの着用(2)硬化(注射)療法(3)手術の3種類です。(1)は起床時に着用し下肢を圧迫することで静脈の拡張を防止する方法で、症状はかなり軽減されますが根本治療ではないために静脈瘤自身は徐々に悪化する可能性もあります。(2)は静脈瘤に血液硬化剤を注射し静脈瘤を固まらせる方法です。外来で処置が可能なため、美容上の観点からご希望される方も少なくありません。ただ太い静脈では再発もあり十分検討する必要があります。手術は基本的には静脈瘤をおこした太い血管を抜去する方法で数日間の入院治療が必要となります。治療方法は静脈瘤の程度や障害血管の種類などで異なります。また静脈瘤は長時間の立ち仕事や運動で悪化しますので、生活指導を含めた総合的な治療が大切となります。是非一度、専門医にご相談下さい。 |