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日本人の平均食塩摂取量は13~14g/日といわれていますが、高血圧治療のためには7gまでの制限が必要とされています(欧米では6g以下が推奨)。厳格にこの塩分が守られれば、降圧剤を減らせたり薬を中止できる場合も少なくありません。
塩分量の目安は食塩1gが小さじ1/5杯ですが、減塩醤油で小さじ2杯、味噌は大さじ1杯、ソースは小さじ3杯程度が食塩1gに相当します。減塩療法の基本は(1)加工品(漬物、佃煮、梅干など)を極力控え(2)味噌汁は1日1杯(3)麺類などでは汁を飲まない(4)外食を控え(5)バナナやメロン、トマトなどカリウムを含んだ野菜や果物を摂取する(6)醤油をかけずつけ醤油にする(7)味の薄さは酸味や香辛料で代用するなどです。食材別には塩しゃけ1切れに2g、薄切りハム3枚で1.5g、食パン2枚に2g、たらこ1腹に2.5g、たくわん5切れに1.5gの食塩が含まれます。一般のメニューではラーメン、チャーハン、カツ丼、にぎりずし1人前などに5g、カレーライスに4gが含まれます。
このように考えると1日7g以内の塩分制限では、当初は食べるものがないように思えますが、病院の入院食は一般的に7g以下になっており、決して不可能ではありません。薄味の食事はむしろ“それぞれの具材、素材を生かした新しい料理”と考え方をかえて挑戦してみてはいかがでしょうか。きっと降圧剤も減らすことができます。 |